【開催】(8/7)DO-IT Japan2025一般公開シンポジウム

【DO-IT Japan 2025 一般公開シンポジウム】

本シンポジウムでは、高校でのインクルーシブ教育を実現する上での障壁とその解消をテーマとした議論を行います。第1部では、DO-IT Japanの活動紹介と、障害のある学生「スカラー」(肢体不自由、視覚障害、学習障害のある学生たち)より高校生活を振り返って、それぞれが経験してきた交渉や紛争について話題提供いただきます。その後、第2部では話題提供スカラーと、インクルーシブ教育とはなにか、そしてインクルーシブ教育を実現するにはどのような取り組みかを議論します。

 

■テーマ:「高校のインクルーシブ教育を語る~交渉や紛争にどう向き合うか〜」
■日程:2025年8月7日(木)13時から16時
■開催方法:現地開催
※後日、シンポジウム当日の録画を期間限定でオンデマンド配信いたします。録画の視聴をご希望の方も参加登録をお願いいたします。
会場:東京大学先端科学技術研究センター3号館南棟ENEOSホール
※現地参加の定員は110名となります。
■対象者:シンポジウムに関心をお持ちのすべての方
■情報保障:本セミナーではUDトークによる字幕(修正あり)をご利用いただけます。参加登録締切後、参加者の皆様へUDトークによる字幕のご利用についてご案内いたします。

タイムスケジュール

■12時30分よりENEOSホールでの受付を開始いたします。

■[開会]

【第1部】「活動紹介と話題提供」

13:00-13:10 代表者挨拶・本日の流れ・問題提起

13:10-13:30 DO-IT Japan活動紹介

13:30-13:45 スカラー話題提供①

13:45-14:00 スカラー話題提供②

14:00-14:15 スカラー話題提供③

14:15-14:30 スカラー話題提供④

(休憩:14:30〜15:40)

【第2部】「質疑応答とディスカッション」

14:50-15:20 話題提供に対する質疑応答

15:20-15:35 話題提供者とのディスカッション

15:35-15:55 フロアとのディスカッション

15:55-16:00 閉会の挨拶

話題提供スカラーの紹介(準備中)

小菅さん
 神奈川県生まれ。2024年度スカラー。 大学では特別支援教育について学んでいる。 読み書きに困難があり、大学入試は合理的配慮の申請をして受験。中高時代は、学習障害への配慮事例がない中、学校と対話を重ね、ICTを使った学び方を模索。学校側との対話をどのように進めたかなどについて、お話しできればと思っています。

松本さん
 島根県生まれ。2020年度スカラー。島根県立大学人間文化学部保育教育学科に在学中。発達障害ASDとそれに伴う感覚過敏、読み書きの困難があり、小5からICT等を用いて生活。高校は、3つの高校を渡り歩き、6年かけて卒業。この春、大学に進学。高校生活での経験から感じたことをお話したいと思います。

堀さん
 鹿児島県生まれ。2018年度スカラー。 京都精華大学・メディア表現学部在籍中。生まれつきの弱視で、小学校は盲学校へ通っていたが中学校からは地域の普通校へ入学。中学時代から友人関係や周囲との接し方に悩み、合理的配慮を足枷の様に感じていた。高校では試験の時間延長以外で、大きく合理的配慮を受けなくなった。在籍していた高校では「学校改革」と「多様化」「インクルーシブ教育」という位置付けで定期考査が廃止され、学校がどんどん変わっていった。それ以来、現代の「多様性に寄り過ぎた考え方」へ疑問を大きく持ち始め、複数の教員や生徒達と共に学校へ対話を試みた。「インクルーシブ教育」とは一体誰のためにあるのか。私の経験からお話していけたら嬉しいです。

渡辺さん
 兵庫県生まれ。2017年度スカラー。高校1年生でDO-ITに参加。筑波大学大学院・博士前期課程に在籍中。膠原病系と神経系の疾患により、書くことの困難さや痛み、強張り、疲れやすさなどがあります。シンポジウムでは、私立中高時代に合理的配慮を求めて提供されるまで、どう行動して何を感じていたか、お話しできればと思っています。

参加のお申込みとご案内

■参加登録:以下のURLより参加登録をお願いいたします。<現地参加登録締切:7月27日(日)中/録画視聴申込締切:8月2日(土)中>
※参加方法(現地参加・録画視聴)によって登録フォームが異なりますので、ご希望の参加方法をご確認の上、フォームへの回答をお願いいたします。
【現地参加】URL:https://forms.gle/rSxkLDSd7kexPe6L6
【オンライン参加】URL:https://forms.gle/Yiij2iTZk9weF34M9
※後日、シンポジウム当日の録画を期間限定でオンデマンド配信いたします。現地参加登録者の皆様にはシンポジウムの録画の視聴について、後日ご連絡させていただきます。録画視聴のみをご希望の方も、参加登録をお願いいたします。

■ご案内

  1. 聴覚の情報保障として、「UDトークを使った文字通訳(修正あり)」を行います。
  2. その他の合理的配慮が必要な方は、参加登録フォームより事務局へお問い合わせください。 ただし、ご希望に添えない場合もございます。
  3. 録音や撮影、及びSNS等での配信は、ご遠慮ください。
  4. 活動報告書」には、DO-IT Japanの活動や、過去の公開シンポジウム等を掲載しております。ご覧ください。

Take part in

「スカラープログラム」に
応募する

 選抜された生徒・学生は「スカラー」と呼ばれます。スカラーは、その年度開催される夏季プログラムに参加し、その後開催される様々なプログラムに年間を通じて継続的に参加します。彼らは、多様な障害のある仲間やピア、障害支援の専門家など、多様な価値観をもつ人と出会い、意見交換する機会を得ます。 

 DO-IT Japanは、これらのプログラム参加や機会を通じ、彼らの中から社会で活躍する「リーダー」が育つことを期待しています。 

2025年度のスカラープログラムへの応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!


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 障害のある本人(年齢は問わない)と、その保護者を対象とした、情報提供することを目的とした登録型プログラムです。

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