スカラープログラムは、障害のある若者を対象としたリーダー育成プログラムです。
毎年春に参加者を募集し、「スカラー」「特別聴講生」の2つの枠で、プログラムを開催しています。

(1)スカラープログラム(メインプログラム)

対象:障害や病気のある※1中学生から大学院生

 選抜された生徒・学生は「スカラー」と呼ばれます。スカラーは、様々に用意されたプログラムの参加に加え、そこで出会う多様な障害のある仲間やピア、障害支援の専門家など、多様な価値観をもつ人と出会い、意見交換する機会を得ます。DO-IT Japanは、これらのプログラム参加や機会を通じ、社会で活躍する「リーダー」が育つことを期待しています。
 スカラーは、7月から行われるプリプログラム、8月開催の夏季プログラムに参加し、その後開催される様々なプログラムに、年間を通じて継続的に参加することができます。

※1 障害の種別は問いません。障害や病気の認定については、医師による診断があることを基本としますが、診断がなくとも、読み、書き、コミュニケーションに困難がみられる等の専門家による明確な示唆(検査や教育相談を通じたもの)がある場合も、応募資格があります。

求める参加者像

  1. テクノロジーを活用した多様な学習方法を知り、実践を希望していること
  2. スカラープログラムへの参加を強く希望していること
  3. 進学/就労へ向けた意欲があること
  4. 自分の興味や関心のある物事について探求していること
  5. DO-IT Japanが目指す、多様性理解を広げることに関心があること、またその活動に向けてリーダーシップを発揮できること

プログラムスケジュール

スカラープログラムの年間スケジュールのイラスト

 その年度選抜されたスカラーは、まず「夏季プログラム」 に参加します。そこでは、テクノロジーの活用、大学生活の体験、障害と多様性の理解、自己決定やセルフアドボカシー 等のテーマに関わるプログラムに参加します。夏季プログラム参加の前段階として、1ヶ月かけてオンラインでプリプログラム(準備プログラム)を行っています。 7月の毎週金曜日と土曜日に2時間ずつ行われ、意見交換やテクノロジーの活用方法のレクチャー、プレゼンテーションの作成など、様々なことを学びます。

 その後は、毎月開催される「オンラインミーティング」に参加し、スカラーやDO-ITスタッフをはじめとするDO-ITコミュニティに参加します。オンラインミーティングは、夏季プログラムと同様、活発な議論の場となっています。また、数か月ごとに開催される「ギャザリング」は、スカラー同士が直接集まり、交流する機会となっています(オンラインでも参加可能)。

 その他、DO-ITのスタッフや専門家、ピアによるメンタリング・個別相談の実施、企業のインターンシップへの参加、各種の主催イベントの開催・参加、海外でのリーダーシップ研修など、年間を通じた様々なプログラムが行われます。

スカラーのデータ(2021年度)

スカラーの人数と進路

スカラー総数130名(ジュニアスカラープログラム、2013〜2015年度に実施終了により上記統計から除外。また退会者を除く)

スカラーの出身地

スカラー出身地の日本地図での色分け。2021年度スカラー出身地(北海道、宮城県、埼玉県、東京都、愛知県、広島県、福岡県、大分県、熊本県)。2007年から2020年度スカラーは、秋田県以外の全国から参加。

スカラーの障害内訳 

スカラーの障害内訳、スカラー総数130名の障害内訳(重複あり)。ADHD11名、ASD38名、LD26名、高次機能障害4名、視覚障害14名、身体障害60名、精神障害4名、全盲1名、聴覚障害7名、病弱・虚弱9名、知的障害2名、その他5名。

スカラーが得た入試における配慮事例  

※その他、時間延長、別室受験、必要な用具の持ち込み許可などの配慮の実例あり。

●高校入試

肢体不自由のある生徒

  • 2016年:代筆 [公立高校/5教科]

LDのある生徒

  • 2011年度 問題文の代読 [公立高校/5教科]
  • 2014年度 PCのキーボード使用・解答 [公立高校/5教科]
  • 2015年度 PCの音声読み上げ機能を用いた問題文の読み上げ、代筆、PC のキーボード使用・解答、電卓の持ち込み・使用 [服飾系専門学校/2教科・小論文]
  • 2016 年度 PC の音声読み上げ機能を用いた英語の問題文の読み上げ、問題文の代読、PC のキーボード使用・解答、用紙の色の変更・拡大 [公立工業高等学校]

●大学入試

肢体不自由のある生徒

  • 2007年度 PC のキーボード使用・解答 [センター試験・国立大学/一般入試]
  • 2010年度 数式入力ソフトの使用・回答 [センター試験・国立大学/一般入試]
  • 2013年度 理系科目(数学、物理、化学)の1.5倍の時間延長、代筆 [センター試験・国立大学/一般入試]
  • 2016年度 PCのキーボード使用・解答、代筆 [センター試験・国立大学/推薦入試・一般入試]
  • 2019年度 電卓の持ち込み・使用、代筆 [共通テスト・国立大学/一般入試]

LDのある生徒

  • 2009年度 1.3倍の時間延長 [センター試験]
    ※高次脳機能障害によるディスレクシアのある生徒。次年度より、大学入試センターの配慮区分に「発達障害」が加わる
  • 2011年度 PCのキーボード使用・解答 [国立大学/AO入試(小論文)]
  • 2014年度 問題文の代読 [センター試験・私立大学/一般入試]
  • 2016年度 PCのキーボード使用・解答 [私立大学/推薦入試(小論文)]

視覚障害のある若者

  • 2015年度 問題文の代読 [センター試験]

難病のある生徒

  • 2018年度 特別な補助装具の持ち込み・使用 [センター試験・国立大学/一般入試]

(2)特別聴講生プログラム

対象:障害や病気のある※1小学3年生から中学生

 様々な学び方と多様な価値観にふれて、学びの芽を育てることを目的にしています。特別聴講生は、夏季プログラム内で行われる、①テクノロジーコース「テクノロジー体験」、②ダイバーシティコース「多様な価値観との出会い」のどちらかに参加することができます(各1日開催)。また、年度末まで事務局へ個別相談をすることができます。

※1 障害の種別は問いません。障害や病気の認定については、医師による診断があることを基本としますが、診断がなくとも、読み、書き、コミュニケーションに困難がみられる等の専門家による明確な示唆(検査や教育相談を通じたもの)がある場合も、応募資格があります。

iPadを使った読み書きの代替方法を試している特別聴講生の様子
スカラープログラムに参加し、発言する特別聴講生の様子

求める参加者像

  1. テクノロジーを活用した多様な学習方法を知り、実践を希望していること
  2. 特別聴講生プログラムの参加を強く希望していること

スカラープログラムの参加方法

ポストへ募集書類を投函するイラスト

DO-IT Japanは、毎年春にプログラム参加者を募集しています。

2022年度スカラープログラムの参加者応募は終了いたしました。ご応募ありがとうございました!
【応募書類受付期間:2022年4月1日から5月9日まで】


Scholar Program スカラープログラム

メインプログラム

対象:中学生、高校生、高卒生、大学生、大学院生

PAL Program パルプログラム

情報提供

対象:児童生徒・学生とその保護者

School Program スクールプログラム

環境整備

対象:学校、教員

Take part in

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障害のある生徒・学生を対象とした参加型プログラムです。選抜された生徒・学生は「スカラー」と呼ばれます。スカラーは、年間を通じた様々なプログラムに長期的に参加することができます。

スカラープログラムの一部を体験することができる枠として、児童・生徒を対象とした特別聴講生プログラムの実施や、夏季プログラムを一部聴講することができる夏季プログラム聴講生の選考を行っています。

2022年度スカラープログラムの参加者応募は終了いたしました。ご応募ありがとうございました!
【応募書類受付期間:2022年4月1日から5月9日まで(必着)】

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