DO-IT Japanジョブシャドウイングプログラム
障害のある若者が、大学を卒業した後に社会的に活躍することに対して、社会的な期待は高まり続けています。そのためのさらに多様な職業教育の場、企業と学生との繋がりの場が求められています。
DO-IT Japanでは、共催企業である株式会社みずほフィナンシャルグループの皆さんと、障害のある大学生向けのジョブシャドウイング・プログラム(職場での社員の1日の働きぶりを観察することを通じて、企業で必要とされるスキルや働き方を学ぶプログラム)を新たに開発しました。コロナ状況下で、オンラインの実施であっても、実際の職業現場に深く入り込める工夫や、事前事後の学習プログラムにより、障害のある学生も企業も、相互に理解を深められる工夫を盛り込んだプログラムです。DO-IT Japanの2020年度報告書の35ページには、実際にDO-ITのスカラーがこのジョブシャドウイング・プログラムに取り組んでいる事例が掲載されています。
本マニュアルは、同様のジョブシャドウイングの実施にご関心をお持ちの企業・大学の皆様に向けて、プログラムの実施手順をまとめたものです。加えて、ジョブシャドウイング・プログラムの概要を記したチラシも作成しました。併せてご利用ください。また、広く一般の方に知っていただきたいプログラムですので、本ページのURL「 https://doit-japan.org/js 」を、ご関心おありの皆様にどうぞご紹介ください。
本プログラムは、ジョブシャドウイングの実践を通じて、学生と企業、またその両者の間で支援に関わる者(大学の障害学生支援担当者など)が、「企業内でプロフェッショナルとして働くこと」、「社会モデルに立脚した障害や多様性の捉え方」、「障害とそのリアリティ」、「働く環境をよりインクルーシブに変えていくリーダーシップ」等について対話と学びを深めることを目指したプログラムです。今後、全国の企業や大学で、このジョブシャドウイングの取り組みをきっかけとして、障害のある若者の職業教育の場と、企業と学生、支援部署の対話の場が広がることを期待しています。
以下から、マニュアルと概要チラシの全文が、PDF形式でダウンロードできます。
- DO-IT Japan ジョブシャドウイング・マニュアル(第2版:2022年5月10日発行) [PDFをダウンロード]
- DO-IT Japan ジョブシャドウイング・概要チラシ(第2版:2022年4月22日発行) [PDFをダウンロード]